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イチロー選手の筋トレ理論まとめ!初動負荷理論とは?

出典:https://the-ans.jp/news/55832/

イチロー選手が引退されたという報道は、多くの方が衝撃を受けたのではないでしょうか。

長きに渡る野球人生に幕を下ろしたイチロー選手

今後の動向が気になる所です。

そんなイチロー選手が過去に語っていた、「トレーニング理論」を簡単にまとめてみました。

ここまで、長く現役を続けられた秘密に迫りたいと思います。

 

イチロー理論「トラとかライオンは筋トレをしない」

イチロー選手は、インタビューでこう言っていました。

「持って生まれたバランスを崩してはダメ」

「トラやライオンはウエイトトレーニングしないでしょ」

「本来のバランスを保たないと、間接や身体の腱が壊れる」

むやみに筋肉を大きくしてしまうと、身体のバランスが崩れ、間接や腱に負担がかかるということ。

 

人間本来のバランスを保ちつつ、常に最大限の力を発揮できる身体作りを追及していたようです。

 

イチロー選手曰く、「遠回りは近道」

そんなイチロー選手も昔は身体を大きくしていたそうです。

シーズン前の春に身体を作り、シーズンに入ったはいいが結果がなかなかでない。

そして、シーズンを過ごすごとに、春に鍛えた身体を維持できずに痩せていくとスイングスピードが上がり、結果が出始めて初めて気づいたそうです。

 

本来のバランスが崩れると本来の動きができなくなる。

 

イチロー選手は、こうも言っていました。

「ミスなしで、ここまでの考えにたどり着くのは無理だと思います。」

「もし、たどり着いたとしても、深みは出ないでしょうね。」

「遠回りすることが一番の近道。」

とインタビューで言っています。

 

確かに、経験から導き出したイチロー選手の理論は、深みを感じさせるものです。

ケガも少なく、長い選手生活の秘密は、その理論が関係しているのでしょう。

 

 

 

「練習は常に最大限の力で」

過去に、バッティング練習の模様が流れていました。

その時、イチロー選手は毎回フルスイング。ホームランを狙って。

なぜ?と聞くと

「常に最大限バットを振れていないと、バットが振れなくなる」

と答えていました。

 

筋トレもそうですが、身体は今の環境に適応しようとします。

その身体の適応能力を常に最大限まで引き出し、いつもピークの状態に持っていく

イチロー選手は普段の練習から「身体を最大限に使う」練習をしていたということになります。

 

これは、ウエイトトレーニングにも共通することだと感じます。

 

そんな、イチロー選手も筋トレはしていたとのこと。

イチロー選手は、主にどんな筋トレをしていたのでしょうか?

 

 

イチロー選手が行っていたトレーニング方法!初動負荷理論とは?

イチロー選手がしていた筋トレ理論は、「初動負荷理論」というものと言われています。

初動負荷理論は、スポーツトレーナーの小山裕史さんが唱えた理論。

 

内容については、正しい解釈が必要なので引用いたします。

「初動負荷」とは「実際の運動に近い、自然な負荷(の与え方)」を意味し、運動の発動時に負荷のピークが存在することである。例えば重い物を持ち上げる時、一番大きな力が発揮されるのは最初に地面から物が離れる瞬間である。こういった初動時にピークがくる負荷が人間が自然に体験する本来のものであり、「初動負荷」をトレーニングに導入することで柔軟性が増し、身体本来の合理的な「動き(フォーム)」が取り戻せるという。運動形態としては拮抗筋の共縮を防ぎながら、主導筋の弛緩、伸張、短縮の「SSC」発現また、PNFが自然機能する点でリハビリなどへも効果を発揮する。従来の方法との相違点としては、無酸素動態からの解除。つまりは動作後の疲労度合いが必要最小限に留められ、且つ老廃物の生産が抑制的。またその除去が速やかである事が確認される。

逆の例として、ゴムチューブを利用したトレーニングの場合、負荷となる収縮力はチューブの伸びに比例するから運動の終わりに向けて負荷が増大していく。本理論ではこういった負荷形態を「終動負荷」と呼んで筋肉の硬直を招き、動き作りの妨げになるとしている。

初動負荷の実現には姿勢、ポジショニングを工夫し重心位置と負荷線を考慮し、関節などへの負担を考慮したスクワット等の一般的なトレーニング、もしくは専用に設計された機器を用いたマシーントレーニングが行われる。動作初期に加えた力を負荷の加わる仕事を動作終盤には惰性によって完了する事。また反射を促進するためへの負荷の漸減。呼吸のリズムなども考慮する。神経らの活動でさえも負荷の一部とされる。

このトレーニング理論を基にしたトレーニングを初動負荷トレーニングと言う。

出典:Enpedia

イチロー選手が実践していた筋トレは初動負荷理論に基づいたものでした。

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初動負荷理論のトレーニング方法は、従来のダンベルやバーベルではなく、主に専用の

B.M.L.T.カムマシンというマシンで行うようです。

 

先ほど引用した説明文にもあった様に、一般的な筋トレとは違って、「実際の運動に近い自然な負荷」を与えてあげることで、身体への負担を最小限にしながらも運動能力を向上させていくトレーニング方法なのです。

今では、高齢者のリハビリなどにも活用されている様なので、初動負荷理論は確立されたものなのだと感じます。

イチロー選手の身体の維持は、ここに秘密があったのかと感じます。

 

初動負荷トレーニングで血中の酸素量アップ

このマシンでトレーニングを行っていくと、フリーウエイトで鍛えた選手と大きく違ってるの

は「血中の酸素濃度が高くなる」ということ。

 

血中のヘモグロビンが酸素を運ぶ訳ですが、イチロー選手がこのマシンを使いながらの実験で

は、このマシンを使っていない一般の選手は、酸素を持ったヘモグロビンが時間と共に減ってい

のに対し、イチロー選手酸素を持ったヘモグロビンは時間と共に増えたという結果となりま

した。

 

血中の酸素が多いということは、「怪我の回復がはやく、疲れにくい」身体になるわけです。

 

この初動負荷トレーニングにより、あの強靭な身体を維持できていたということになります。

イチロー選手の様になりたいと考えているのなら、筋トレの方法を改める必要がありそうです。

 

 

最後にダルビッシュ有選手が初動負荷マシンの動画を上げていましたので参考にして下さい。

では、また!ベイトでした。

 

【初動負荷】肩甲骨周辺を鍛えるマシーンを解説 / Yu Darvish

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