筋肉繊維には、大きく分けて2種類あるのはご存知でしょうか?
「筋肉を大きくしたい」、「スリムな体にしたい」それぞれ目的やゴールは違えど、筋トレをする。
「なぜ?」
そんな疑問に答えを見出せるようなことをご紹介します。
速筋と遅筋

筋繊維には、速筋繊維と遅筋繊維があります。
この2つの筋肉のバランスで見た目が大きく変わります。
例えば、速筋繊維が多いのは短距離走の選手、遅筋繊維が多いのは、マラソン選手の様な体に多いのが分かり易い例です。
私が理想なのはこんな身体!というのを思い浮かべながら速筋と遅筋の特徴をお聴きください。
速筋繊維の特徴

・速筋繊維は筋肉の収縮速度が速く力も強いが、スタミナが無い。
・速筋繊維はグリコーゲン(糖)をエネルギー源にしている。
・筋トレなどの無酸素運動に力を発揮する。
大きくこの3つが特徴と言えます。ということは、筋トレの目的が筋肉を大きくしたい、いい身体になりたいと思っている人は、速筋の割合を多くしてあげるということになります。短距離走の選手、フィジーク選手などは速筋の割合が多いことになります。
遅筋繊維の特徴

・遅筋繊維は筋肉の収縮速度が遅く力が弱いが、スタミナがある。
・遅筋繊維は、脂肪をエネルギー源にしている。
・持久力がある、酸素を取り込む必要があるため、有酸素運動に力を発揮する。
遅筋繊維は、大きくこの3つが特徴です。筋力は、筋の太さに比例するので、力が弱い遅筋繊維は太くありません。マラソン選手がいい例ですね。遅筋繊維の割合が多ければ長距離選手の様な身体になるわけです。
皆さんはどちらの身体を目指していますか?
ただ、闇雲に筋トレをするよりは、こういった知識をちょっと入れておくと筋トレのメニューも考えやすくなると思います。
速筋繊維が遅筋繊維にかわるわけではなく、どちらの割合を多くすればいいかということですので、気を付けてください
具体的な筋トレのレップ数の目安

筋トレメニューの糸口は見つけれましたか?自分が何を目指しているのかによってトレーニングの仕方を変えていかなければなりません。
単純な考え方としては、筋トレならば、
筋肉を大きく(速筋)⇒高重量で低レップ中心(7回~10回前後)
スリムな身体(遅筋)⇒低重量で高レップ中心(20回~25回前後)
と、目安としてあげられます。
これが正解!というのがないのが筋トレ!
筋トレは、個人の体質、骨格などで大きく変わるものですので、いろんな人のメニューなどをどんどん取り入れ、実践して、自分に合うトレーニングメニューを構築していかなければなりません。
まず、基礎を学び、そこから応用していくことが大切です。
遅筋繊維と速筋繊維は、人によってどちらかに特化している場合もあるようです!
「筋肉が付きやすい体質」の人もいれば、「持久力系に向いている」人もいます!
一度、自分の筋肉のタイプを知りたい方は、簡単に調べられるキットもありますので、一度調べてみるのもいいと思います!
興味がある方は、こちらの記事をどうぞ!

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