これから、レスミルズの「ボディコンバット」の試験を受けようと思っているイントラ志望の方は、不安で一杯でしょう。
先輩のイントラさんがいるのであれば、相談もできると思いますが、そうじゃない人も中にはいると思います。
そんな方に、「私が実際にボディコンバットの試験を受けた時の話」を紹介していきたいと思います。
試験の内容も含まれていますので、是非、参考にしてみてください。
レスミルズ体験談:0から試験を受けるまで
ここでは、0から始まった私のレスミルズ試験への道などを紹介したいと思います。
レスミルズプログラムってなに?
レスミルズプログラムとは、「les Mills international]社が考案し世界中に発信しているエクササイズです。
レス・ミルズ・プログラム(英: Les Mills Programs)は、ニュージーランドに本社を置く、レス・ミルズ・インターナショナルが考案し、世界中に発信しているグループエクササイズプログラムである。現在10アイテムあり世界70カ国以上で展開され、週500万人が参加し約12,000クラブで導入されている。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
レスミルズプログラムの種類
レスミルズプログラムには様々な種類があります。
ボディパンプ、コンバット、ボディジャム、ボディステップなどなど運動強度の軽いものから運動強度の高いものまであります。
私は、ジムで働いていたころ、ボディコンバットのインストラクター試験を受けることになりました。
ボディコンバットとは?
キックボクシング、テコンドー、空手、ムエタイ、ボクシング、太極拳、カポエイラ[2]の動きが取り入れられており、エアロビクスの効果だけでなく、ストレス解消も兼ねたトレーニングとなっている。日本にはボディパンプの次に導入された。
ベースはキックボクシングで、それに他の格闘技が組み合わされている形となっているプログラムが主である。プログラムはコンバットトラックとパワートラック、ムエタイトラック、筋力コンディショニングで構成されている。
コンバットトラックはパンチとキックを含めた動き、パワートラックはパンチのみで構成された動きである。いずれにしてもメインは上半身(とくに腕と肩と腹筋)だが、ボクシングのフットワークやランニング、足を前後に動かす《シザーズ》[3]、足を左右にクロスさせる《クロス》といった動きのほか、蹴り技も取り入れているため、結局のところは下半身もよく使う全身運動になる。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
過去に少しボクシング経験もあった私は、ボディコンバットを選びました。
格闘技をベースに「コリオ」という振り付けが用意されています。コリオ用の音楽があり、音楽に合わせて格闘技をベースにしたエクササイズを行います。
イメージ的にはボクササイズを思い浮かべてもらえばいいと思います。
レスミルズ試験に申し込む
試験に申し込むとコリオとDVD、CDが渡されます。
私の場合は、個人ではなくジム経由での申し込みでした。(個人可)
そこから3か月後の試験に向けて修行が始まりました。
リンクを貼っておきますので詳しい内容はホームページからお問い合わせできます。
「ボディコンバット」3か月間の練習量

当時、コリオやDVD、CDがジムに届き仕事の合間に練習していました。
ボクシング経験があれど、「全く違うモノ」という印象でした。
そこで私が先輩に出された「課題」は、
- コリオを丸暗記
- CDを聴きこむ
まず最低限のボーダーラインはこの2つでした。
インストラクト(相手を誘導すること)は、最後の1か月で覚えるという計画で練習を始めました。
自宅練習用として、DVDも購入いたしました。
試験に向けて毎日したこと
私が、仕事中にしていたことは、「コリオを開いて見る」ということは毎時間していました。
忙しくても、隙を見てコリオをチェックという感じ!
そして、昼は「DVDをひたすら観る」こと。
仕事終わりは、「鏡の前でDVDを観ながらひたすら練習」です。
時間にしたら毎日3時間は練習しました。
もちろん、休みの日も家で練習してました。
トータルすると、1日10時間はレスミルズのことばかり考えていました。
この話を聞いて、「ハードルが高い」と感じるかもしれませんが、当時、私は33歳と年齢が高めでしたので、かなり不安がありました。
それで、「人より練習しないと」と思い、練習時間を長くとっていたのを覚えています。
今現在、年齢でお悩みの方がいるとすれば、「年齢は関係ない」と言えます。
体力的な面では若い人には劣るかもしれません。
しかし、年齢をかさねた人しかできない「伝え方」や「パフォーマンスの仕方」が必ずあると思うのです。
自信がない人は、自信がつくまで練習すればいいのです。
何よりも、「諦めない」、「逃げない」、「最後までやりきる」というのが後々に自分の財産になることは、間違いありません。
ですので、自分が「歳を取っている」と悲観的になる必要は全くありません。
「試験なんて、やればできます!」
これは、実証済みです。
間違いありません。
大苦戦、ラウンドハウスキック

この技には苦労しました・・・・・。
私には、教えてくれるいい先輩がいたので助かりましたが、独学ではちょっと厳しいかなと思います。
体が硬い方は、苦労してるんではないでしょうか?
私もそうでした・・・・・・。
その時、教えてくれたラウンドハウスキックのコツを記事にしました。
上記から見れますので、悩んでいる方の参考になれば幸いです。
ラウンドハウスキックがそれなりに見れるようになるまでに1か月かかりました。
「ちょっとかかりすぎ!」と自分でも思います。
ですが、多くのインストラクターが苦労する「技」でもありますので、是非、過去記事を参考になるべく早めに練習することをオススメします。
レスミルズ試験本番の日

本番は、横浜のコナミさんで試験を開催しました。
全国から色々な人が集まり皆で試験開始です。
コリオのテストと体力測定、そして参加者の前で指導できるか!という内容でした。
この最後のインストラクトができるかできないかがカギです!
インストラクターはお客様を盛り上げ、励まし、引っ張って行かなければなりません。
経験した私が感じた試験に受かるための要素を大事だと思う順に、
- コリオの習得
- インストラクトの上手さ
- 体力
と、言う順位です。
その1・コリオの習得
採点の大半は、コリオをみて採点していたようです。
テクニックの細かい所まで指摘されます。
たとえば、「パンチの打撃面を意識して打っているか」「キックの打撃面はどこでどこを蹴るのか」などです。
ですので、コリオのパンチなどの詳細部分をよく理解しておく必要があります。
他の方がインストラクトしている間も採点対象になっていますので、気を抜かないようにしてください。
その2・インストラクトの上手さ
これについては、「習うよりなれろ」精神のようなので最低限のことができていれば問題ないようです。
最低限、次の動きを誘導することができていれば問題ないです。
私は、日頃の練習からブツブツ言いながら練習していました。
これについては、慣れるしかないようです・・・・・。
できたら「グルーブ」感をだせたら最高です!
「グルーブ」とは、「一体になって盛り上がる」感覚です。
「グルーブ」のコツは、「自分が楽しむ」のが1番だと思います。
自分が楽しんでいると他の方にも伝染して、「グルーブ」が生れることがあります。
試験ではなかなか難しいかもしれませんが、思い切ってやってみると以外に
できちゃうもんですよ!
とりあえず「楽しむ」ことが1番と言えます。
その3・体力
最後は「体力」です。
私の時で全部で40人位の方が参加されていて、最後の試験は20人づつにわかれて試験を行います。
ということは、20回ボディコンバットのレッスンを受けるわけです。
もちろん休憩もはさみますが、息はかなり上がります!
しかも、すべて採点対象ですので気が抜けない状態です。
ある程度の体力作りは、必要だと感じました。
最後に
今からレスミルズの試験を受ける方に宛てた手紙のような感じで、ちょっとしたアドバイスを交えながら書きました。
少しでも参考になれば幸いです。
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