
1日中、デスクワークをしていると「腰」「お尻」が痛くなってきます。
その症状を放置していると、「ヘルニア」や「慢性的な膝の痛み」、「お尻の黒ずみ」につながる可能性があります。
そうならないために、日頃のデスクワークの中で、少しづつ対処していく必要があります。
今回は、対処方法としまして、デスクワークをしながら筋トレができる「デスク筋トレ」をご紹介します。
デスクワーク中に感じる症状は血流の悪さが原因

デスクワークで起きる代表的な体の症状は、
- 腰の痛み
- 足の冷え
- お尻の黒ずみ
日常的に、皆さんが気になる症状は、このような事でしょう。
これらの症状の多くは、「血流の循環の悪化」からくることが多いのです。
長時間デスクワークにより同じ体制をしていると、血流の循環が悪くなり、手足の冷えなどを感じませんか?
それだけではなく、代謝も落ち、血液中の糖や中性脂肪がエネルギーとして使われにくくなります。
このような症状が起きやすいデスクワーク業務は、体を動かす仕事の方より、より気を付ける必要があるのです。
かといって、電話対応なのどがあることも多く、なかなか席を立てないのも「デスクワーク」業務です・・・。
そんなデスクワークを生業にしている方向けに、簡単な対策としまして「デスク筋トレ」をご紹介していきます。
デスクワーク中に簡単にできる筋トレ方法【症状別】

デスク筋トレは、座りながらでも簡単にできるものですので、ちょっとした休憩時間にできます。
器具もなく出来ますので、是非お試しください。
足のむくみ予防にふくらはぎの筋トレ「カーフレイズ」
「ふくらはぎ」は、“第二の心臓”とも呼ばれるほど、下半身の血液循環には重要な役割を果たしています。
ふくらはぎの筋トレをすることで、下半身の血液を循環し、足の冷えやむくみ予防にもなります。
第2の心臓「ふくらはぎ」を鍛え、血行を促進させ、むくみ予防になる
「カーフレイズ」という筋トレ方法です。
- 椅子に座ったまま、膝に両手をあて、体重をかける
- ふくらはぎを上下させる
- ゆっくり10回くらいを2~3セット繰り返す
動画では、本を使っていますが、説明の欄の様に自重でも効果はありますので、仕事中にできる可能な方法をチョイスしてください。
太ももの内側を鍛える筋トレ
太ももは、太い血管が通っている場所。
太ももを鍛えることで、下半身の引き締めと血流を良くする効果があります。
紹介する種目は、太ももの内側を特に鍛える方法になります。
- 椅子に座ったまま、両手の甲を合わせ、太ももではさみます
- 手で太ももを開く様に力を入れ、太ももは開かせないように力を入れます
- そのまま3秒耐え、力を抜き、もう一度同じ動作を繰り返します
- 20回ほど繰り返しましょう
まわりの目を気にすることもなく、バレずにできるのも嬉しいですよね。
腰痛予防に椅子に座ったままできる「足上げ腹筋」
腹筋運動は、直接的に腰痛予防になります。
腰を守る部分の筋肉でもありますし、お腹まわりの「引き締め」のためにも必要な筋肉ですので積極的に鍛えていきましょう。
椅子に座ったままの腹筋運動は簡単で、効果的なものになります。
- 椅子に座ったまま、足を揃えます
- 腹筋に力を入れたまま、足を20回上げ下げします
- 2~3セット行いましょう
ちょっとした空き時間に、行える腹筋運動です。
お腹の引き締め効果もある腹筋運動は、コマメに行っても問題ありません。
「やりすぎ」ということが、あまりないのが特徴の筋肉なので、気づいた時に行ってもいいでしょう。
お尻の黒ずみ対策は「マッサージ」と「保湿」

「お尻の黒ずみ」の原因は、
- 椅子に座る時間が長いため、血流が悪くなった
- 同じ場所に負荷がかかったため、角質が硬くなる
- 乾燥していた
このような原因で、椅子に接触している部分が黒くなります。
対処方法は、「マッサージ」と「保湿」。
「椅子に座ったままできるマッサージ」が特に簡単です。
ゴルフボール、もしくは丸い物をお尻の下に入れ、転がすように動かす
とても簡単な方法です。
血行をできるだけ良くし、保湿クリームなどでしっかり保湿をしあげ、しっかりケアすることで、お尻の黒ずみ対策をすることができます。
もしも、「もうすでに黒ずみで悩んでいる・・・」 という方は、デリケートゾーン専用の保湿クリームがありますので、ご覧になってみてください。
まとめ:デスクワークで起きる症状は「デスク筋トレ」で対策を!
できるだけ、症状が悪化する前に、「デスク筋トレ」をして予防してみましょう。
「座りっぱなし6時間」などが当たり前のデスクワークですので、ぜひ、「デスク筋トレ」を参考にしてみてください。
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